現在の日本の大きな問題の1つに少子高齢化があります. 働く若者が減る一方で, サポートが必要な高齢者は増えていきます. そうなれば, 医療や介護など多くの場面で働き手の負担が増えていくでしょう. 現在, コロナウイルスの影響で増えすぎる患者に対応しきれず, 医療従事者には相当な負担がかかっています. 少子高齢化が深刻になっていけば, 同じように働き手に大きな負担をかけてしまうのではないでしょうか?
人と人のつながりは必ず必要です. これは医療・介護だけでなく, 私たちの日常生活の中でも欠かせません. そのつながりを支える技術が求められいると思います.
画像情報処理技術を駆使し, カメラで人の動きを把握できれば, 危険行為の防止につながります. また, その人の心情まで把握することができれば, より適切なサポートにつながるのではないでしょうか?
働き手が減る一方, 少しでも負担を減らすべく, 「不安で目が離せない...」そんな心配をしなくても済むような社会を目指して, 日々研究しています.